花粉症はデトックス?アーユルヴェーダとスパイスで整える春のセルフケア
春の訪れとともに、多くの方を悩ませる「花粉症」。
ムズムズ、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ…。
つらい症状を前にすると、「早く止めたい」と思いますね。
市販薬を使うと、ぴたりと症状が治まることもありますが、
副作用の眠気が気になったり、喉が乾燥したりということも。
そこで、簡単にできる日常の花粉症対策として、
今回は、スパイス販売店の店主が実践しているスパイスの使い方と
そのベースになっているアーユルヴェーダの考え方をご紹介します。

◆アーユルヴェーダでは花粉症=アレルギーではない
意外ですが、アーユルヴェーダではこの花粉症の症状を、
単なる“アレルギー反応”とは捉えません。
冬のあいだに体内に溜め込んだものを、外へ出そうとする自然な排出反応と考えます。
■ 春は「カパ(水)」がゆるみ、動き出す季節
以前アーユルヴェーダの基本的な「3つのドーシャ」という考え方を紹介しました。
そのうち、春は「カパ」と呼ばれる、水や粘液のエネルギーが増える季節とされています。
冬のあいだに、
・甘いものや油分の多い食事
・運動不足
・冷え
・睡眠過多
といった生活習慣によって体内に溜まりやすくなった**未消化物(アーマ)や余分な粘液(カパ)**が、気温と湿度の上昇とともに、ゆるみ始めます。
すると、体は、鼻水、くしゃみ、痰、涙、かゆみ、といった形で、それらを体外へ排出しようとします。
つまり、花粉は“アレルギーの原因”というよりも、体内の不要なものを外に出すための「きっかけ(トリガー)」。
花粉症の症状は、体の内側からの小さなデトックスのサインとも言えるかもしれません。

■ 対処の鍵は「抑える」ではなく「巡らせる」
花粉症の症状を無理に抑え込むのではなく、
・消化力(アグニ)を整え
・体内の巡りをよくし
・溜め込まれたアーマ(未消化物)の排出を助ける
ことが、アーユルヴェーダ的な春のセルフケア。日々の食事に取り入れられる「スパイス」で、お手軽に花粉症対策をすることができます。

■ 花粉症シーズンにおすすめのスパイス
〇ジンジャー(生姜)
体を温め、消化力を高め、余分な粘液の排出をサポート。
〇ターメリック
炎症をやわらげ、粘膜の健やかさを保つ。抗炎症・抗酸化作用を持つクルクミンが、鼻炎の改善に役立つ。
〇ブラックペッパー
巡りを促し、アーマ(未消化物)の蓄積を防ぐ。ターメリックのクルクミンの吸収を2000%高める効果も。
〇シナモン
冷えによる代謝低下を防ぎ、呼吸器系をサポート。ヒスタミンの放出を抑え、アレルギー症状を緩和します。
〇カルダモン
咳、鼻づまり、痰に効果があり、呼吸器の不調を改善します。カンファー(樟脳)の香りで、頭がシャープに、クリアになる感覚に。
これらのスパイスを、お茶や日々の食事に少し加えるだけで、
春特有の「重だるさ」や「滞り」をやさしく整えることができます。

■ 巡りのチャイ
花粉症の症状は、とくに**「呼吸」と「巡り」**の滞りが表に現れた状態です。
春は「抑える」のではなく、「整え、流す」季節。
料理にスパイスを取り入れることが難しい、という方は
お手軽なスパイスチャイから初めてみることもおススメです。
アムリタ・ゼン・ライフのスパイスチャイには、ここで紹介したスパイスのうち
ブラックペッパー・シナモン・カルダモンが配合されています。
使用しているスパイスはすべて有機スパイスを使用。
体にも環境にも「善い」ものをセレクトしています。
チャイを沸かすスパイスの香りに癒されながら、花粉症対策を。
忙しい日々のなかでも無理なく取り入れられる、やさしいセルフケアのひとつにおススメです。
この春は、自然のリズムに合わせて、スパイスで内側から軽やかに整えてみませんか?