#3 アーユルベーダの基本「3つのドーシャ」

#3 アーユルベーダの基本「3つのドーシャ」

体質、と聞いてどのようなイメージを持ちますか?
冷え性、汗かき、アレルギー、乾燥、胃腸の強い弱い……生まれ持ったもの、後天的に形成されるものを含めると、実に様々なものがありますね。

アーユルヴェーダには、人間の身体とこころを構成する「ドーシャと」呼ばれる3つの体質が存在し、ヴァータ・ピッタ・カパと呼ばれます。

〇ヴァータ
「風」のエネルギーを表します。風のように「変わりやすい」性質が基本。日本人に最も多いタイプです。「軽・冷・乾燥・粗さ・動き」の性質をもち、肉体の運動や神経の伝達、感覚を刺激、呼吸器官の働きを司ります。

〇ピッタ
「火」のエネルギーを表します。火のような「熱い」性質をもちます。「熱・鋭さ・流れ・変化・液」の性質をもち、消化・吸収、代謝の働きを司ります。

〇カパ
「水」のエネルギーを表します。水のような「のんびり・おだやか」な性質がベースにあります。「重・冷・遅さ・油・緩さ」の性質をもち、肉体の構造や体力維持の働きを司ります。

すべての人はこの3つのドーシャを持っていますが、大抵はどれか1つのみというわけではなく、2つまたは3つのドーシャを併せ持ちます。その構成バランスは、各自が持った基本的な体質にプラスして、季節や時間によっても優勢になるドーシャが変化します。

さて、あなたの今の体質を下記のドーシャでみてみましょう。一番多くチェックがついたものが優勢のドーシャになります。

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