#1 スリランカアーユルヴェーダ

サンスクリット語で「生命の科学」を意味するアーユルヴェーダ。

オイルを使ったマッサージ、のイメージがあるアーユルヴェーダですが、実は5000年以上も前にインド・スリランカで発生した伝統医療。医学のみならず、生活の知恵や哲学、生き方の概念も含まれており、人々がより善い生活をおくるうえで糧となる考え方です。

西洋医療や他の伝統医療と並んで、国のアーユルヴェーダ局のもとでその知恵や歴史が統括されているスリランカ。アーユルヴェーダのドクター(医者)の資格を取得するには、家系が先祖代々アーユルヴェーダのドクター家系である子孫か、もしくは大学に通って学問を修めるか、どちらかでの知識習得が必要です。

悪いところを治すという西洋医学の対処療法ではなく、心身や生活環境のバランスを整え、病気を事前に防ぐ「未病」の考え方をするのがアーユルヴェーダ。

スリランカの人々も日常的にドクターのもとに通い、アーユルヴェーダの考え方を取り入れた生活が自然と行われています。

例えば、暑い昼に食べたほうがいい野菜は○○だとか、お腹を壊してしまったときにコレとソレを組み合わせたものを飲むとよい、といった食事やレメディーに関するものや、こころ穏やかに保つためのヨガや瞑想を積極的に行うなど。

そんなスリランカのアーユルヴェーダの魅力に触れて、身近に感じてもらえるような記事を更新していきます。

一覧に戻る